T-工房

現在、うるま市立石川歴史民俗資料館にて、
平成２１年度　平和資料展　あれから５０年石川ジェット機墜落事故　がひらかれています。


石川ジェット機墜落事故

1959年6月30日、午前10時30分ごろ、嘉手納基地の第313空軍師団所属F-100Dジェット戦闘機が、テスト飛行中に空中で爆発炎上、パイロットは具志川村天願あたりでパラシュート脱出した後、無人飛行機は石川の町へ突入、、、

　ジェット機は、火を吹きながら超低空飛行で宮森小学校近くの6区5班の民家に激突、その衝撃で跳ね上がり、家々を引きずりながら、100メートル先の宮森小学校のコンクリート校舎に激突した。跳ね上がったジェット機は、6区8班とそのすぐ隣の小学校のトタン葺校舎に大量の燃料を撒き散らして炎上させ、2年生の児童6人と住人2人が焼死した。直撃した6区5班では、墜落の衝撃をまともに受けて4人の犠牲者がでた。一方、機体が直撃したコンクリート校舎の6年3組では、壁や屋根に大きな穴が開き、爆風で生徒たちは机や椅子もろとも片側に吹き飛ばされ、その下敷きになり亡くなった生徒もいた。また表でブランコで遊んでいた児童は、そのまま校舎に叩きつけられて即死した、、、

　この大惨事は、住民6人、児童11人の死亡、負傷者210人（児童156人）、住家17棟、公民館1棟、小学校3教室を全焼。住家8棟半焼、2教室を半壊するという甚大な被害をもたらした。














7月12日まで開催されていますのでご覧ください（月曜日は休みです）